帰宅後すぐにアルコール消毒しないとアラートが鳴るしくみ!―新型コロナウィルス感染予防対策Part2―<テレワーク主婦のおうちIoTレポート4>
こんにちは、アステリアのあなざわです。
最近外出する機会がなにかと増えつつあります。
しかも気の緩みか、帰宅後すぐにアルコール消毒すべきところを後回しにしてしまうケースも。😓
そこで
帰宅後5分以内にアルコール消毒しないとアラートが鳴るしくみ
をつくってみました。
まずは今回のしくみをご紹介します。
STEP 1. 玄関ドアのオープンを感知しアクションを起動
玄関ドアが開くとセンサーが感知し、STEP 2. のアクションを起動します。
STEP 2. 玄関に人がいたかどうかで「帰宅」なのか「外出」なのかを判定
ドアが開いても、これから外出しようとしているかもしれません。そこで人感センサーを使い、「帰宅」なのか「外出」なのかを判定します。
具体的には、ドアオープン直前の5分間、玄関に人がいない(人感センサーが1度も感知していない)と「帰宅」と判断し、STEP 3. に進みます。
STEP 3. 帰宅後アルコール消毒したかを確認
帰宅から5分以内にアルコールスプレーが1度もプッシュされない(容器に取り付けられたドア・窓開閉センサーが1度もCloseにならない)とSTEP 4. に進みます。
STEP 4. LINEにアルコール消毒を促すアラートを送信
LINEに次のようなメッセージを送信します。
LINEメッセージの代わりにGravioライトを点灯させたり、音声メッセージを流したりすることもできます。
ここからは、Gravio Studio上での設定方法をご紹介します。
STEP 1. 玄関ドアのオープンを感知しアクションを起動
玄関のドアが開いた際、「帰宅か外出かの確認」アクションを起動します。
STEP 2. 玄関に人がいたかどうかで「帰宅」なのか「外出」なのかを判定
ドアオープン直前のセンサー情報を確認するため、SensorDataDBコンポーネントを配置します。
ドアオープン5分前からオープンまでに、玄関で人を感知したかを調べます。
直前に人を感知しなかった(人感センサーからのレコードなし)場合には帰宅と判断し、「すぐに消毒したかを確認」アクションを起動します。
(注)SensorDataDBの設定方法の詳細はこちらを参照ください。
STEP 3. 帰宅後アルコール消毒したかを確認
ドアオープンから5分間スリープし、その間にアルコールスプレーがプッシュされたかのかをSensorDataDBで確認します。
アルコール容器の開閉センサーからのレコードなしの場合には、「アルコール消毒を促すアラートを送信」アクションを起動します。
STEP 4. LINEにアルコール消毒を促すアラートを送信
LINEにアラートを出力します。
設定は以上です。
今回ご紹介した簡単IoTは、「Gravio」の月額500円のBasicプラン。
無料貸し出しセンサーを4つまで借りられるので、今回のしくみに必要なセンサーは全てBasicプランの中で調達できます。
このしくみ、小さなお子さんのいる家庭には特にオススメです。
比較的人の出入りの少ないスモールオフィスなどでもご利用いただけるしくみですよ。
ぜひぜひお試しください!
帰宅後すぐにアルコール消毒しないとアラートが鳴るしくみ!を実際に試してみられる方へ
設定の際に私が参考にしたWebページをご紹介します。