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2020-06-03

<Gravioユースケース>知られざるGravioのセカイ〜こんな機能もあったのね編(その1)iPhoneやiPad用のGravio Studio、ご存知ですか?―結構使い勝手良いですよー

<Gravioユースケース>知られざるGravioのセカイ〜こんな機能もあったのね編(その1)iPhoneやiPad用のGravio Studio、ご存知ですか?―結構使い勝手良いですよー

こんにちは、Gravio事業部のタルミです。

エッジコンピューティングによるAI/IoTを簡単に実現する弊社Gravioですが、

実際に現場に設置されるセンサーや、データ収集用のゲートウェイ機材などの監視をどのように実現するか、

というのはシステム構築上で常に悩まされる問題です。

もちろん大掛かりなシステムで、クラウド側で一括監視をするような方法はありますが、高度なスキルと費用が必要になってきます。また、そのような監視方法に対応している機材でないと動作しない場合も多く、機材そのものが国によって入手できなかったりもします。

 

また、現場でのデータ収集のキモとなるゲートウェイ機材はモニタレス(海外ではヘッドレスというそうです)、キーボードレスで無線ルーターのように運用されるケースが多く、はたしてキチンと動いていて、データを受け取っているのか、ログを見たい、というニーズから、現場で動作モードを変更したい(データの収集、送信を止めたいとか、特定センサーをDisableしたい、など)というニーズが結構あります。

勿論ノートPCを持ち込み、ネットワーク接続して作業するのも良いですし、直接ゲートウェイ機材(弊社ではGravio Hubと呼んでいます)にキーボードやモニターを接続して操作するのも一つの方法です。

 

一般的に、IoTのゲートウェイ機材は無線ルーター同様、ブラウザ経由でアクセスできるものがほとんどですが、SSHなどを利用してコマンドラインで管理するようなものもまだまだございます。腕に自信のある方であれば汎用性も広く有用ですが、一般の管理者にとってはたしてそのような仕組みで良いのでしょうか?もっと簡単に現場のデータ収集状況を確認できたら、便利だと思いませんか?

 

そのようなニーズに対して、弊社のGravioは、iPhone/iPad限定ではありますが、

専用のGravioStudioをネイティブなアプリ(しかも無償!)でご用意しています。

本日はそのGravio Studio for iPhone/iPadをご紹介したいと思います。このアプリを使うことで下記のようなことが簡単に実現できます。

 

 

Gravio Studio for iPhone/iPadでできること

  1. 同一のネットワーク内に存在するエッジゲートウェイ(複数のGravio Hub)に接続して統合管理ができる
  2. PC版のGravio Studioとほぼ同一の操作感を提供しているため、直感的に作業ができる
  3. リアルタイムで動作中のGravio Hubが収集しているデータを確認できる
  4. 各Gravio Hubに接続しているセンサーデータの有効化、無効化およびトリガー設定の変更(有効化、無効化)などが可能
  5. 動作ログの確認ができる

 

その他にも機能はございますが、動作(状況)確認をする上で必要と思われる機能をあらかじめご用意しております。

なによりブラウザ形式ではないので、個別にIPアドレスを指定したりしなくて済みます。意外とブラウザ形式での管理って、ゲートウェイのファームウェアのバージョンが変わると操作がガラッと変わったり、新旧混在とかしているとグッチャグチャになってたりするんですよねw

いつでも同じ操作感を一元的に提供することで、運用の手間を減らして頂きたい、という想いをぜひ受け止めていただければ嬉しい限りです(^^)

 

導入方法は極めて簡単です。

Appleさん謹製のApp Storeから、Gravio Studioをダウンロードして、インストールするだけです。(ストア内検索は Gravio で探せます)

 

既にGravio Hubが動作しているネットワークにアプリ導入済みのiPhone/iPadを参加させると、自動的に起動しているGravio Hubを検索し、表示してくれます。

※iPhone/iPad側がLTE/4G接続だと、ネットワークが違うので探せません

※Gravio Hubが参加しているネットワークと同一のネットワークに接続してください

 

こんな感じで、現在そのネットワークで起動中のGravio Hubが一覧表示されます。

確認したいGravio Hubを画面上でクリックすると、次の画面に遷移します。

ここでは、そのHubに設定しているエリアが表示されます。

エリアをクリックすると、レイヤーの表示となり、センサーの設定画面が確認できます。

各レイヤーへのセンサーの追加、削除、および設定済みセンサーのEnable/Disableなどが可能です。

一つ前の画面に戻り、画面下部の「タブ」を操作していくと、様々な情報が確認できます。

トリガータブをクリックすると、このような画面になります。

以前の私のブログでご紹介した、服薬のLINE通知などのトリガー、および、毎日正午に必ず実施するタイマートリガー(トリガーの色とデザインが違います)が表示されていますね。

このスライドスイッチをON/OFFすることで、それぞれのトリガーを実行するか、停止するか設定ができます。

 

次は「ビューア」のタブをクリックしてみましょう。

ステイホーム中の拙宅の温度状況です。暑いですねw(まだエアコン入れてません)。

本ビューアにはフィルタ機能も搭載しております。

下記の条件でデータを絞り込んで見ることもできます。

最後に、「ログ」をクリックすると、このような形で確認できます。

当然ログにもフィルタ機能がございます。

本アプリを使うことで、各エッジ機器(Gravio Hub)の状況を簡単に確認できることがご理解いただけるかとおもいます。

 

なお、Gravioの機能の一つである「アクション」の作成は、現状出来ません。

アクションは今まで通り、キーボード、マウスのある環境(Win PCやMacなど)で作成をお願いします。

あくまでも

Gravio Studio for iPhone/iPadは「管理」および「監視」を簡単に実現するための製品

となります。

 

本アプリを活用することで、「あれ、キチンと動いているのかな?」とか「データがキチンと来ているのかな?」といった、IoTでよくある問題の「簡単なシューティング」が実現可能です。

また、監視や状況把握のためにわざわざPCを接続したり、モニターやキーボードを持ち込むなどの物理的な手間も省けます。

あわせて、Gravio Hub上で「タイマートリガー」を利用し、定期的なハートビート情報を通信させるようにすることで、より詳しく「現場のエッジゲートウェイ」の状況把握を行なうことも可能ですね。

弊社でも一部のGravio Hubでは定時に必ずハートビートメッセージを送信させるスケジュールを実装しています。

このメッセージが来なくなったら、何らかのトラブルがあった、ということですから。

で、先のアプリなどを使って確認していく、という方法です。

 

初めて触られる方でも、やりたいことが「すぐに」実現できるAI搭載IoT統合エッジウェアGravio。その「使い勝手の良さ」を是非ご体感ください。

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