Gravioアクション テンプレート広場

プラン
カテゴリー
IoTセンサー
カメラAI
所要時間
20分
レベル
★★☆☆☆
利用デバイス
  • Gravio Hubもしくは Gravio HubKit
  • インストール済のPC(Win/Mac)
  • Gravio センサー
Gravio以外に用意するもの
  • インターネット接続環境(テンプレートダウンロードに必要)
  • 設定用PC(Win/Mac)
  • CSVファイル確認用アプリ(Excelなど)
Gravio契約プラン
Basic以上

現場の「CSV使い」の方々に朗報!センサーデータをお好みのタイミングでCSVに自動書き出し!

様々な場所に設置したセンサーによって提供されるデータの活用法として、皆さんおなじみの「CSVファイル」を使ってみませんか?本テンプレートでは例えば日次データを毎日出力する、月次データを毎月出力するなど、センサーデータを自動でCSVファイル出力します。汎用性の高いCSVをつかうことで、様々なサービスやシステムにおけるデータ活用が可能となります。

事前準備

テンプレートのダウンロードと取り込み手順

1. テンプレートのダウンロード

ダウンロードボタンより、テンプレートファイルをダウンロードします。
テンプレートをダウンロード

2. テンプレートの取り込み

Gravio StudioにログインしGravio HubKitをクリックします。

「設定」->「機能パッケージ」のインポートボタンをクリックし、ダウンロードしたテンプレートを選択し、取り込みます。

macOSを利用されている場合、最後に「HubKitに適用」のボタンをクリックします。

テンプレートのユーザー設定と手順

1. センサーのペアリング

センサーは無線接続であり、接続時に固有のIDをもつため、認証をする必要があります。今回、CSVにデータを蓄積したいセンサーをペアリングします。ペアリング方法はこちらをご確認ください。

2. センサーの種類を追加

このテンプレートを取り込むと、新しいエリアが追加されます。
追加されたエリアをクリックし、その配下にレイヤーを新規追加します。
レイヤーではペアリングしたセンサーに対応した「Sensing Device Type」を選択します。

3. データビューアでセンサーデータの受信確認

ペアリングしたセンサーのデータが「データビューア」上で受信していることを確認します。

4. アクションを設定

テンプレートを取り込むと、新しいアクションが追加されます。
このアクションがCSVファイル形式でセンサーのデータを書き出すための仕組みとなっています。

追加された新しいアクションを開き、下図の通りになっていることを確認します。

確認後、ユーザ様の各環境にあわせてテンプレート上の既定パラメータを変更していただく(赤枠部)必要がありますので、下記に沿って変更を実施してください。

 

アイコン名:SensorDataDB

このアクションではHubKit内に格納されたセンサーのデータを取得します。

取得の際はレイヤーIDにて先程作成したペアリング済センサーのレイヤーを選択します。同時にCSVファイルに書き込むために必要な「取得したいデータの範囲(今回の場合は最新の1件のCO2の値)」を選択しています。

アイコン名:CSVFileWrite

次のアクションで、センサーデータをCSV形式のファイルにします。

今回はこのままでも利用可能ですが、もしファイル名を変更される場合は「ファイル名」の箇所で「希望のファイル名」を入れた後、拡張子「.csv」を後ろに付けて編集してください。

5. トリガーを設定

テンプレートを取り込むと、新しいトリガーが追加されます。
このトリガーで、アクションを実行するスケジュールを設定することができます。

追加された新しいトリガーを開き、下図の通りになっていることを確認します。

スケジュールでは毎時1時間ごとに最新のセンサーデータをCSVファイルに書き出します。

トリガーにて書き出すタイミング(ここでは毎時1時間ごと)を指定しています。

今回はこのままでも利用可能ですが、お客様の用途やマシン負荷に応じて繰り返す時間を設定することが可能です。

6. 動作確認

作成されたCSVファイルはGravio Hub 、Gravio HubKitインストール済のPC(Win/Mac)内の特定の場所に保存されます。利用されているGravioの環境によってどこにファイルが保存されるか変わりますので、以下ご説明となります。

Gravio Hubをご利用の場合のファイルの保存先

下図に従い、書き出されたCSVファイルの場所を確認し、設定用PCにそのファイルをダウンロードします。

まず初めに作成したアクション(CSVFileWrite)が確認できるアクションのホーム画面に移動します。

2をクリックすると、アクションのホーム画面に移動します。

上部にある、CSVファイルの保存先となる「アクションデータフォルダ」のアイコンをクリックします。

作成されたCSVファイルが確認できます。

1でファイルを選択し、2を押すことで設定用PCにデータをダウンロードできます。

ご自分のお好みの場所を選択、保存します。

以下の通り、ダウンロードが完了しましたら「OK」をクリックします。

Windowsでご利用の場合のファイルの保存先

下記フォルダパス先に設定した時間が経過後、書き出されたCSVファイルが保存されていることを確認します。

C:\ProgramData\HubKit\action\actmgr\data\

macOSでご利用の場合のファイルの保存先

macOSを利用されている場合、下記フォルダパス先に設定した時間が経過後、書き出されたCSVファイルが保存されていることを確認します。

/Library/ApplicationSupport/HubKit/action/scripts/actmgr/data/

7. 書き出したCSVファイルを確認

設定した時間通りにデータが書き出されていることを確認します。

もしヘッダーを付けたい場合は出力したCSVファイル内に手動で追加してください。

以上で完成です、お疲れ様でした。