- Gravio Hub、もしくはGravio HubKitインストール済のPC(Win/Mac)
- Gravio人感センサー
- インターネット接続環境(Slackへの通知およびテンプレートダウンロードに必要)
- 設定用PC(Win/Mac)
- PC(Win/Mac)、スマートフォン、タブレット(Slackアプリインストール済)
- Slackのアカウント
受付や防犯対策の自動化・省力化をIoTで実現! 人感センサーとメッセージングサービスSlackで「人の検知」を通知
事前準備
Gravioからのメッセージ送信先となる、Slackの「ワークスペース」「チャンネル」を用意します。後述の設定で入力が必要となりますので「チャンネル」を必ずメモしてください。
GravioとSlackを連携する上で必要な各種設定とAPIトークンの入手を行います。
まずSlackのWebサイトにアクセスし、ログインします。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a6772084c7559d0a960c8_temp_message2slack_img01.png)
ログインが完了後、メッセージ送付したいワークスペースを選択します。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a6791e585418ac1d9bffb_temp_message2slack_img02.png)
選択後、「Create New App」をクリックします。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a67bc2f10dffff30c87b0_temp_message2slack_img03.png)
Slackアプリを作成するため、「From scratch」をクリックします。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a6857f6e67c4ac667c6ae_temp_message2slack_img04.png)
ここで設定したApp名から通知メッセージが送付されます。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a68dd02ff30dda1b7a754_temp_message2slack_img05.png)
作成したアプリに権限の設定を行うため、「Bots」をクリックします。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a6975f0945c70e824520d_temp_message2slack_img06.png)
ページ上にあります、「Review Scopes to Add」をクリックします。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a699b084c7560a0abbbc8_temp_message2slack_img07.png)
ページ遷移後、ページを下にスクロールし
Scopesの「Add an OAuth Scope」をクリックします。
一覧が表示されますので「chat:write」を選択します。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a6a2d02ff303fe0b8cb52_temp_message2slack_img08.png)
選択した「chat:write」が設定されていることを確認します。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a6b9ca9071235d6e8bea0_temp_message2slack_img09.png)
同じページを上にスクロールし、「Install to Workspace」をクリックします。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a6c78f6e67c7284697524_temp_message2slack_img10.png)
「許可する」をクリックします。
これで作成したアプリを指定のワークスペースにアクセスする許可は完了です。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a6cf2537e20c315bf8174_temp_message2slack_img11.png)
許可後、APIのトークンが発行されます。
後ほどの設定で、トークンの入力が必要となりますので、必ずメモしてください。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a6d7fe658cf6d894e2988_temp_message2slack_img12.png)
先ほど作成したアプリをSlackのチャンネルに追加していきます。
まず、Slackアプリを開き、送付先のチャンネルの詳細表示をします。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a70e943c042b98eb894aa_temp_message2slack_img13.png)
インテグレーション内のAppの「アプリを追加する」をクリックします。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a71b9f6c79faa4470c8e0_temp_message2slack_img14.png)
先ほど作成したアプリの名前を検索し、追加をクリックします。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a7222e755703f5e7d4504_temp_message2slack_img15.png)
Appにアプリが追加されたことを確認します。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a7270d276b31a1c573c07_temp_message2slack_img16.png)
以上で、Slack側の設定は完了です。
続いてはGravioHubKitでの設定です。
テンプレートのダウンロードと取り込み手順
1. テンプレートのダウンロード
![](https://cdn.prod.website-files.com/5b504326305736134c75e2ef/62ab161e39a8f36080489164_download.png)
Gravio StudioにログインしGravio HubKitをクリックします。
「設定」->「機能パッケージ」のインポートボタンをクリックし、
ダウンロードしたテンプレートを選択し、取り込みます。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/6335093357cfbd3d17c8f040_CSVFileWrite_img01.png)
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a738728934a699acd9a57_temp_message2slack_img18.png)
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a7392d852111316640974_temp_message2slack_img19.png)
macOSを利用されている場合、最後に「HubKitに適用」のボタンをクリックします。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a741ffa043452a2ce78e9_temp_message2slack_img20.png)
テンプレートのユーザー設定と手順
センサーは無線接続であり、接続時に固有のIDをもつため、認証をする必要があります。
ここでは人感センサーをペアリングします。ペアリング方法はこちらをご確認ください。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a74b5da3e807e74e6e187_temp_message2slack_img21.png)
このテンプレートを取り込むと、新しいエリアとレイヤーが追加されます。
追加されたエリア、レイヤーの順にクリックし、ペアリングしたセンサーを設定します。
ペアリングしたセンサーのデータが「データビューア」上で受信していることを確認します。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a7649361ac5b4a239f894_temp_message2slack_img22.png)
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a78c2f6e67cd0c5734359_temp_message2slack_img23.png)
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a7912997244fe67537483_temp_message2slack_img24.png)
テンプレートを取り込むと、新しいアクションが追加されます。
このアクションがSlackにメッセージを送る仕組みとなっています。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a7978dd1eaa4e1996b3c0_temp_message2slack_img25.png)
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a79c2d276b3bfbd5ee01c_temp_message2slack_img26.png)
追加された新しいアクションを開き、下図の通りになっていることを確認します。
確認後、ユーザ様の各環境にあわせてテンプレート上の既定パラメータ(赤枠部)を変更していただく必要がありますので、下記に沿って変更を実施してください。
このアクションではSlackを利用してメッセージを送信します。
メッセージ送付したいチャンネル名を「チャンネル」欄に張り付け、
先程発行したトークンを「トークン」欄に張り付けます。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a7a723e4c0f1b19317b8c_temp_message2slack_img27.png)
テンプレートを取り込むと、新しいトリガーが追加されます。
このトリガーで、アクションを実行する条件(具体的には人感センサーで人を検知した場合)を設定することができます。
追加された新しいトリガーを開き、下図の通りになっていることを確認します。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a8045e8f307303f265fc9_temp_message2slack_img28.png)
設定にはペアリング済のセンサーを指定する(データの元を決める)必要があります。
そこでトリガーの「条件」タブを開き、「物理デバイスID」でペアリングしたセンサーを選択します。
このアクションではSlackを利用してメッセージを送信します。
メッセージ送付したいチャンネル名を「チャンネル」欄に張り付け、
先程発行したトークンを「トークン」欄に張り付けます。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639bd1b5b949b6c2782739dc_temp_message2slack_img29.png)
すべての設定が完了すると、
人感センサーが反応するたびにSlackアプリへメッセージ通知するようになります。
![](https://cdn.prod.website-files.com/5ba3150a54f21cfe3f02b031/639a8191ef795a58f4ff34e1_temp_message2slack_img30.png)
以上で完成です、お疲れ様でした。