- Gravio Hub、もしくはGravio HubKitインストール済のPC(Win/Mac)
- Gravio人感センサー
- インターネット接続環境(Slackへの通知およびテンプレートダウンロードに必要)
- 設定用PC(Win/Mac)
- PC(Win/Mac)、スマートフォン、タブレット(Slackアプリインストール済)
- Slackのアカウント
受付や防犯対策の自動化・省力化をIoTで実現! 人感センサーとメッセージングサービスSlackで「人の検知」を通知
事前準備
Gravioからのメッセージ送信先となる、Slackの「ワークスペース」「チャンネル」を用意します。後述の設定で入力が必要となりますので「チャンネル」を必ずメモしてください。
GravioとSlackを連携する上で必要な各種設定とAPIトークンの入手を行います。
まずSlackのWebサイトにアクセスし、ログインします。
ログインが完了後、メッセージ送付したいワークスペースを選択します。
選択後、「Create New App」をクリックします。
Slackアプリを作成するため、「From scratch」をクリックします。
ここで設定したApp名から通知メッセージが送付されます。
作成したアプリに権限の設定を行うため、「Bots」をクリックします。
ページ上にあります、「Review Scopes to Add」をクリックします。
ページ遷移後、ページを下にスクロールし
Scopesの「Add an OAuth Scope」をクリックします。
一覧が表示されますので「chat:write」を選択します。
選択した「chat:write」が設定されていることを確認します。
同じページを上にスクロールし、「Install to Workspace」をクリックします。
「許可する」をクリックします。
これで作成したアプリを指定のワークスペースにアクセスする許可は完了です。
許可後、APIのトークンが発行されます。
後ほどの設定で、トークンの入力が必要となりますので、必ずメモしてください。
先ほど作成したアプリをSlackのチャンネルに追加していきます。
まず、Slackアプリを開き、送付先のチャンネルの詳細表示をします。
インテグレーション内のAppの「アプリを追加する」をクリックします。
先ほど作成したアプリの名前を検索し、追加をクリックします。
Appにアプリが追加されたことを確認します。
以上で、Slack側の設定は完了です。
続いてはGravioHubKitでの設定です。
テンプレートのダウンロードと取り込み手順
1. テンプレートのダウンロード
Gravio StudioにログインしGravio HubKitをクリックします。
「設定」->「機能パッケージ」のインポートボタンをクリックし、
ダウンロードしたテンプレートを選択し、取り込みます。
macOSを利用されている場合、最後に「HubKitに適用」のボタンをクリックします。
テンプレートのユーザー設定と手順
センサーは無線接続であり、接続時に固有のIDをもつため、認証をする必要があります。
ここでは人感センサーをペアリングします。ペアリング方法はこちらをご確認ください。
このテンプレートを取り込むと、新しいエリアとレイヤーが追加されます。
追加されたエリア、レイヤーの順にクリックし、ペアリングしたセンサーを設定します。
ペアリングしたセンサーのデータが「データビューア」上で受信していることを確認します。
テンプレートを取り込むと、新しいアクションが追加されます。
このアクションがSlackにメッセージを送る仕組みとなっています。
追加された新しいアクションを開き、下図の通りになっていることを確認します。
確認後、ユーザ様の各環境にあわせてテンプレート上の既定パラメータ(赤枠部)を変更していただく必要がありますので、下記に沿って変更を実施してください。
このアクションではSlackを利用してメッセージを送信します。
メッセージ送付したいチャンネル名を「チャンネル」欄に張り付け、
先程発行したトークンを「トークン」欄に張り付けます。
テンプレートを取り込むと、新しいトリガーが追加されます。
このトリガーで、アクションを実行する条件(具体的には人感センサーで人を検知した場合)を設定することができます。
追加された新しいトリガーを開き、下図の通りになっていることを確認します。
設定にはペアリング済のセンサーを指定する(データの元を決める)必要があります。
そこでトリガーの「条件」タブを開き、「物理デバイスID」でペアリングしたセンサーを選択します。
このアクションではSlackを利用してメッセージを送信します。
メッセージ送付したいチャンネル名を「チャンネル」欄に張り付け、
先程発行したトークンを「トークン」欄に張り付けます。
すべての設定が完了すると、
人感センサーが反応するたびにSlackアプリへメッセージ通知するようになります。
以上で完成です、お疲れ様でした。