Gravio Enterprise Editionは、2つの主要部分から構成されています：

• Webベースの管理ダッシュボードであるGravio Coordinatorを使うことで、すべてのGravio HubKit PCおよびGravio Hubを管理することができます。Gravio Coordinatorは、Dockerコンテナーとしてプライベートクラウドに構築でき、Amazon WebサービスまたはMicrosoft Azureクラウドなどで運用できます。また、それぞれのGravio HubKit PC およびGravio Hubにアクセスをするアカウントの設定などもGravio Coordinatorで管理できます。
• Gravio HubKit PCやGravio Hubはエッジコンピューターとして各オフィスや施設などに設置します。 これらは通常、複数の場所に分散して設置されますが、このような場合でも、Gravio HubやHubKit PCをGravio Coordinatorから管理することが可能です。また、収集されたデータをブロックチェーンを使って監査用ログとして保管することが可能です。

以下は、Gravio Enterpriseセットアップの例です。 これらは、クラウドベースのGravio Coordinatorによって管理されます：

Gravio Coordinatorは、シンプルで使いやすいWebベースのユーザインターフェースを提供します。 Gravio Coordinatorは、HubKitを実行しているPCおよびGravio Hubを管理できます。 Gravio Coordinatorには、Gravio HubおよびHubKit PCにアクセスできるユーザの登録管理と権限設定、および管理されるHubやHubKit PCの登録管理機能が用意されています。

Gravio Hubにアクセスできるユーザの追加・削除や、権限の設定などが行なえます。

Gravio HubまたはHubKit PCに対して、ユーザのアクセス権の設定および、センサーデータの監査ログの設定などの機能が可能です。

「統計」画面では、各HubKit PCおよびGravio Hubのステータスを確認できます。

監査ログでは、センサーデータとアクションから生成されたデータを確認できます。 監査ログのデータは、エッジノードのHubKitによって保護および検証され、常に同期が保たれます。